森林整備課について

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森林は、水源の涵養、地球温暖化の防止、木材をはじめとする林産物の供給等の多面的機能を有しており、人々の生活に大きく貢献しています。このような機能を持続的に発揮させるには、植栽、保育、間伐等の森林整備を適切に行うことによって、健全な森林を造成し、資源の循環利用を進めていく必要があります。主に国や県、市町の各種補助制度を活用し森林の整備を行っています。

業務内容

植栽、下刈り、除伐、枝打ち、間伐等の山林管理。高性能林業機械を使用して人工林の搬出間伐及び皆伐を行っています。 

植栽

植栽は伐採後に地ごしらえを行い、苗木を植付ける作業です。近年では、地拵えに高性能林業機械を使用しています。

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After

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苗は手作業で丁寧に植え付けます。 

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植え付け

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苗(ヒノキ)

間伐

間伐は木の成長によって込みすぎた状態となった造林木を、適度に間引いて残した造林木が健全に生育できるような成長空間をつくり、森林のもつ多面的機能を発揮させる作業です

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After

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伐採作業

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チェンソーで間伐を行います。

伐倒困難な場合はチルホールやロープウインチなどの巻き上げ機を使用します。

下刈

下刈は、造林木が健全で速やかに成長するよう造林木に覆い被さっている雑草木を刈り払う作業です

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After

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除伐

除伐は、造林木を健全で速やかに成長させるため、競合する他の樹木を除去する作業です。

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刈り払い機で作業を行います。

5月~8月の雑草が繁茂する時期に作業を行います。

枝打

枝打は、無節の優良な材を生産するため、枝を幹から平滑に切り落とす作業です

Before

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After

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はしごやロープを使用し、木を登って枝を落とします。

枝打ちの適期は、早春の新芽の吹き出す前頃までと、紅葉の始まる頃から雪の降る頃までとされています。

竹林伐採

枯死した⽵林は景観の悪化や、雪や⾵で倒れる危険があるので、枯死稈は早めに伐採することが必要です。また根や地下茎が浅いため、樹木が果たしていた土砂流出防止や表層 崩壊防止効果が低下します。竹林を伐採し、樹種転換を進め山林の機能向上に努めます。

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After

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粉砕作業

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伐採した竹は、棚積みにして、林内に安置するか、破砕機で粉砕処理を行います。

竹の繁茂を防ぐために除草剤の散布も行う場合があります。

高性能林業機械

  • ハーベスター
  • フォワーダー
  • プロセッサ
  • フェラバンチャー