チップ生産工場について

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チップ生産工場は、出雲市上島町の斐伊川土手下にあります。
昭和42年9月に出雲市馬木町に工場を建設して操業を開始し、平成5年8月より現在の地に工場を移設して、チップ生産に取組んでいます。
チップの材料となる原木の樹種は雑木・松・桧・杉です。
伐採木の処分等にお困りの方は、工場へ直接搬入頂くか、数量がまとまれば引取りにうかがい買い受け致します。

・工場敷地面積     6,738 ㎡
・建物面積       1,251 ㎡

また、チップ生産事業で派生する木くずや樹皮の処理は長年の懸案でありましたが、木質系バイオマスとして有効利用を図るため、平成16年12月に粉砕施設を導入し、粉砕バークとして製造販売を始めました。今後は農林業に関わる環境問題にも配慮した事業展開に努めたいと考えています。
チップ原木の買い受け、粉砕バークの販売など多少に関わらずご用命をお待ちしています。
是非お立ち寄りの上ご覧下さい。

しまねの森が支えるエネルギー。

島根県内の未利用間伐材や製材残材を中心に利用、自然由来の エネルギーを 生み出す木質バイオマス発電で、森と水を守る循環型社会へ貢献します。

木質バイオマス発電の利点

1 . C O 2 の 排 出 削 減 ( カ ーボ ン ニ ュ ー ト ラ ル )

燃料のチップを燃やす際に放出される炭素は、成長過程で光合成の際に大気中から吸収した炭素として見なされるため、大気中の二酸化炭素は増加しません。

2 . 高い稼働率

太陽光発電や風力発電と比較して天候や時間帯の影響を受けない安定した電力。

3 . 雇用や地域経済への波及効

木を育て、切り出す林業をはじめ、燃料チップの生産〜運搬に至るまで地域経済への波及効果が期待できます。
また、林地残材の減少により山間部の災害発生の予防や定期的な樹木の更新による関連水域の水質浄化にも役立ちます。

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間伐対象の木を切り出し、枝を払う

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間伐作業後の森、地面に光が届いている

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集積された間伐材、 この後チップに加工

バイオマスパンフレット

バイオマスパンフレット2

バイオマスパンフレット3

チップの流れ

STEP.1

林地残材を破砕して燃料用チップを生産
※林地残材とは伐採や庭に植えられた木で、枝・葉・幹を利用するものです

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STEP.2

木質バイオマス発電所へ出荷します

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STEP.3

原木をチッパ-機へ投入して製紙用・燃料用チップを生産

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STEP.4

生産したチップは製紙工場・木質バイオマス発電所へ出荷します。

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